先生インタビュー

新潟県村上市立三面小学校(左から)脇川先生、菅原先生、野澤先生、小川校長先生、五十嵐先生、栗木先生

新潟県村上市立三面小学校(左から)脇川先生、菅原先生、野澤先生、小川校長先生、五十嵐先生、栗木先生

ーー 「校舎の思い出プロジェクト」を行うことになったきっかけについてお聞かせください。

小川校長先生:このプロジェクトを村上市教育委員会から紹介してもらいました。閉校記念式典と違い、子どもたちが主体の思い出づくりの活動でしたので、是非行いたいと思いました。子どもたちの三面小学校に対しての愛着や誇りを一層深めたいと考えました。


菅原先生:閉校に向けての三面小学校の一大イベントとして位置づけ、学校、地域、PTAが一体になる活動を展開したいと思い、応募することにしました。

ーー 「校舎の思い出プロジェクト」のサポートプログラムはいかがでしたでしょうか?

小川校長先生:一眼レフカメラの貸し出しと授業の実施、アルバムやポスターの作成、絵の具の提供などとても充実していました。また、こちらのプログラムに合わせていただいたこともありがたかったです。


菅原先生:当日まで詳細な計画、連絡を何度も行いながら、当校の要望も快く引き受けていただきました。特に長岡造形大学の協力を得ての計画であったため、三者で方向、考えを共有しながら進めていただきました。校舎にペイントするという大胆なプロジェクトと子どもたちの興味津々なやる気がマッチした素晴らしい企画で、子どもたち、保護者、地域の方々が注目する一大イベントとなりました。


野澤先生:当日、子どもたちがスムーズに取り組めるように段取りがしてあり、よかったです。保護者も一緒に活動できたところも、思い出を深めるためのひとつになったと思います。

ーー 特に印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。

菅原先生:11月24日に行われた「閉校記念式典」で来校した卒業生が自分たちもメッセージを残したいとKOP(校舎思い出プロジェクト)に協力して、ペイントの場所に思い出を書き記していました。このプロジェクトに参加したかったなあと悔しがっていました。


五十嵐先生:手形ペイントでは、卒業した中学生、高校生も参加して、家族で楽しそうに手形を押していたことが印象に残っています。


栗木先生:両手に絵の具をつけてペイントしているうちに、髪の毛や顔に絵の具がついて、それでもニコニコ楽しそうに活動している姿が印象的でした。

ーー 学校の壁という本来描いてはいけない場所に、初めて子供たちが描いていくときはどのような反応でしたか?

小川校長先生:はじめは、恐る恐る廊下や体育館壁面に描いているようでしたが、すぐに慣れ、喜びながら、いきいきと活動に取り組んでいました。


菅原先生:子どもたちの早くやりたい、描きたいという思いが大きく、普段使っている体育館へのペイントは最高にテンションが上がる活動だったと思います。どんどん大胆になっていく子どもたちを見ていて、嬉しくなりました。


野澤先生:最初は遠慮していましたが、やっていくうちに「もっとしたい」と、どんどん笑顔で進めていました。

ーー 子供たちが撮影した写真をご覧になって、いかがでしたか?

小川校長先生:子ども同士で撮影していることで、大人が撮るときとは少し違い、自然な笑顔があふれ、素敵な写真が多かったように思います。


菅原先生:高価なカメラを小さな1年生が操作して大丈夫かなと心配していましたが、臆せずどんどん撮っていたので、反対にこちらが驚かされました。


五十嵐先生:子どもの目線で撮った写真がすごく上手でビックリしました。写真に写っている人はみんな笑顔で、みんないい顔でした。

ーー 児童や保護者の皆さん、地域住民の方の反応はいかがでしたか?

小川校長先生:子どもたちも保護者、地域の方々も大変よろこんでいました。校舎に絵を描く経験は初めてで、今まで過ごしてきた学校に感謝の気持ちを込め、親子で一緒に活動できたことは、思い出深い活動になりました。


菅原先生:長岡造形大学の皆さんの協力のもと、大胆かつ斬新なペイント活動ができ、皆さん大満足でした。地域の広報誌に載せるために、取材していた方もいました。また、夏休みの活動では新潟県の民放テレビ3局、地元の新聞社が2社、取材に来るほどの盛況でした。


野澤先生:保護者は、子どもたちと一緒に参加できるということもあって、多くの方が参加していたと思います。子どもたちは夢中で塗っていました。完成すると「おぉ~!」と喜ぶ子もいました。

ーー 今後、「校舎の思い出プロジェクト」を多くの小学校にて展開をしていきたいと考えております。このプロジェクトに今後期待することや、メッセージがございましたらお聞かせください。

小川校長先生:子どもたちもそうですが、それ以上に保護者や地域の方の、学校に対する思いの深さを実感しました。今後も、子どもたちとともに保護者や地域の方も一緒に取り組める活動として展開してほしいです。


菅原先生:いろいろな思い出を頭の中に入れて閉校を迎えることも一つかと思いますが、今回思いっきりKOPに挑戦して、子どもたちや保護者、地域の方々に大きな大きな思い出を残すことができたと確信しています。新しいことに挑戦する勇気とやる気で何とかなるので、やらずに終わるよりは、まずはやってみることかなと思いました。きっと子どもたちの中に大切な母校の思い出として、くっきりとした形で残っていくと思います。


五十嵐先生:閉校は寂しいですが、思い出のつまった校舎で保護者や地域の方も何かを作り上げていく体験はこれまでの学校での思い出を振り返りつつ、これから先の未来を見つめる活動でもあるのかなと思いました。子どもたちの心にずっと残るすてきな活動だと思います。

ーー その他、何かありましたら、ご自由にご記入ください。

小川校長先生:県北の地であるにもかかわらず、何度も足を運んでいただき、大変ありがたかったです。学校の願いを受けとめ、柔軟に対応していただいたことで、すばらしい思い出づくりとすることができました。担当して頂いた皆様の対応も大変丁寧で、とてもありがたかったです。


菅原先生:大きな企画でありながら、メールや電話の対応が丁寧で何も不安や心配をすることがありませんでした。当校の要望を的確に反映していただき、とてもありがたかったです。

 

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