先生インタビュー

青森県平川市立猿賀小学校の先生方

「校舎の思い出プロジェクト」を行うことになったきっかけについてお聞かせください。

須藤校長先生 校舎の改築が決まった後、キヤノン関連会社に勤務する保護者から本プロジェクトのことを聞きました。普段は描くことができない場所に思いきり絵を描くことができる活動だと知り、とても楽しそうで、子どもたちの心に残る活動になるだろうだと思いました。HP等で内容を確認し、教職員で話合い、教育委員会とも相談して許可を得て、実施することになりました。

「校舎の思い出プロジェクト」のサポートプログラムはいかがでしたか?

須藤校長先生

須藤校長先生 キヤノン、ぺんてるの皆様にはとてもお世話になりました。遠いところにも関わらず、何度も足を運んでいただきました。細かい点についてもいろいろと教えていただきました。特に、制作の途中で絵の具が足りなくなったとき、無理なお願いにも関わらず、いろいろと手を尽くしてくださり、不足の絵の具を手配してくださいました。物・心の両面からサポートしていただき、大変ありがたかったです。

特に印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。

須藤校長先生 子どもたちが学級会等で、描くテーマを決めていく活動を通して、いろいろなことに対する「感謝」を感じられたことが良かったと思います。絵を描いているときの楽しそうな顔や友達と思い出などを話しながら活動している様子を見て、子どもたちの生き生きとした姿に私も引き込まれました。できあがった絵を見た子どもたちの満足そうな笑顔がとても印象に残っています。また、卒業生や地域の方にも呼びかけたところ、たくさんの方がおいでになり、メッセージを書いてくれました。保護者の方も卒業生としてのメッセージを寄せてくれるなど、地域の学校という意識を強くすることができました。

学校の壁という本来描いてはいけない場所に、初めて子どもたちが描いていくときはどのような反応でしたか?

須藤校長先生 最初に話をしたときに、「えー、いいの」という反応があり、その後で「ここにも描きたい」「あそこにも描きたい」と描きたい場所が広がっていきました。時間や安全面等の制約もあり、全ての場所に描くことはできませんでしたが、描いているときは生き生きと楽しそうでした。中には、「ありがとう、猿賀小学校」と言いながら描いている子どもたちもおり、みんなで旧校舎に感謝の気持ちを持つことができたと思っています。

子どもたちが撮影した写真や、撮影している様子をご覧になっていかがでしたか?

須藤校長先生

須藤校長先生 子どもたちが普段一眼レフカメラに触れる機会はあまりないだけに、カメラを操作することに喜びを感じていたように思います。携帯電話のカメラや簡単操作のデジタルカメラとは違ったカメラの操作を楽しんでいました。また、被写体が自分の同級生や後輩たちであり、普段のままの表情を撮影できたのではないかと思います。できあがった写真は、どれも子どもらしい切り口で、今にも子どもの声が聞こえてくるようなものがありました。撮影する方もされる方もよく知っている間柄だからこそだと思いました。

保護者や卒業生、地域住民の皆さんの反応はいかがでしたか?

須藤校長先生 子どもたちは自分の学年だけでなく、他の学年の作品も見て、楽しそうに話をしていました。上手・下手ではなく、描いた人の気持ちになって鑑賞していたのが、すばらしかったです。保護者の方の中には、わざわざできあがりを見にいらした方もありました。「さすが、6年生」とか、「こんなこともあったね」と言いながら見ていました。おひろめ会のときには、地域の皆さんにも見ていただきました。「良い活動だね」「子どもたちが描いた絵が楽しそうだ」「きっと楽しく絵を描いたんだね」など、好意的な反応がほとんどでした。また、大型ポスターを見て、「良い記念になるね」「ずっと飾っておいてほしい」などのご意見もいただきました。

今後、「校舎の思い出プロジェクト」を多くの小学校にて展開をしていきたいと考えております。 このプロジェクトに今後期待することや、メッセージがございましたらお聞かせください。

須藤校長先生 子どもたちの心に残るすばらしいプロジェクトだと思います。いろいろとご苦労もあるかとは思いますが、今後も多くの学校で実施されたら素敵だなあと思います。本校はこのプロジェクトに参加して本当に良かったと思っています。

 

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