関係者インタビュー

ーー NAGAI先生の下北沢との関わりを教えてください。

最初は、商店街が行ったシャッターギャラリー(落書き防止目的でシャッターにデザイナーや美術専攻の学生で絵を描き、商店街をアートギャラリーにするプロジェクト)でお世話になり、それからは毎年行っているペナントギャラリー(街路灯に子どもたちが描いた動物の絵を飾って街を動物園にするプロジェクト)をきっかけに下北沢の皆さんと仲良くなりました。 今回は、東大原小学校の建て替えのことを知り、「校舎の思い出プロジェクト」を通じて、お世話になっている下北沢に恩返ししたいと考えて参加させていただきました。

ーー いつもはどのような場所に描かれることが多いですか??

絵本の制作であったり、Tシャツや下着、企業のキャラクターをデザインしています。 また、レストランや衣料品店、美容室の壁画を描くことがあるので、今回のような場所に絵を描くのは初めてではなかったです。

ーー 今回、児童や保護者の皆さんと一緒に絵を描くにあたり、どのようなことを心掛けましたか?

今回は時間が2時間と限られていたため、前もって子供たちにやることを判りやすく伝える事を心掛けました。 そのために事前に参加する皆さんを集めて授業をしたり、イベント直前には描き方のお手紙を書いたりしました。大人でも、白くて大きなキャンバスを目の前にして「自由に描いてください」と急に言われて、描くのはなかなか難しいと思います。ですから、前もって何をやるのかをきちんと伝えて、導いてあげるのが僕の仕事かなと考えて取り組みました。

ーー 今回、何か思い出に残るようなことはありましたか?

階段に描かれた怪獣の絵や壁に描かれた風船を背景に写真を撮ると、怪獣に襲われているような絵や実際に風船を持っているような絵に見えるような、出来上がった画を背景にして面白写真を撮ったりすることが最初に思い描いていたコンセプトでした。終わってみて、みんなそれがきちんと出来ていたので、凄くうれしく思いました。

ーー 今後、「校舎の思い出プロジェクト」を多くの小学校にて展開をしていきたいと考えております。このプロジェクトに今後期待することや、メッセージがございましたらお聞かせください。

子供たちにとって、校舎に絵を描くのは特別な体験ですが、ただ自由に絵を描くというのは難しいと思うので、美術の先生やプロの方、経験のある方が、ガイドしてあげると良いと思います。イベントで、何を描くかなどで悩んで苦しかったりして、絵が嫌いになってしまったら、もったいないです。一生に一度あるかないかの体験なので、ガイドすることで、より素敵な体験で終わらせてあげたい。この体験は大人になっても記憶に残ると思いますから、それが辛かったり、嫌な思い出で終わっていたら残念だなと思うので、出来ることなら子供たちに最高のパスを送って欲しいと思います。

 

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